長く相続の相談をしていますと、いろんな事があります。
もちろん、相談される方のその人なりの個性や、主張もありますが、一番、説明が辛いというか、難しいものに2つあります。
一つは、相続人でない人から極端に多額の相続財産請求についての相談
もう一つは、相続が始まる前に、既に自分の取り分について予定している方からの相談
最初の相続人でない方からの相談は、そもそも、あり得ないし、相続人でないのですから、その方は遺産分割の席には着くことは出来ません。
もちろん、寄与分などありますので、それについては相談も出来るのですが、財産の半分欲しい・・・など、極端だと話は変わります。内訳を聞くと、例えば病院へお見舞いしたから、その日の日当・・なんて、どう対応していいか解らなくなります。
具体例を挙げて説明するのですが、納得いかないようで、裁判のやり方は?など、質問されてしまいます。もっとも、裁判やっても、弁護士費用のほうが高いと思うのですが・・・
二つ目は、相続が始まる前から、言い方を変えると親の財産の処分について計画している方からの相談・・
生前贈与の話かと思い、聞いていると、どうやら長男だから、全て自分が相続すると堅く信じ、それを基に現在、不動産関係の業者から見積もりをとっているとの事。日程?が迫っており、急いでいたのかもしれません。
相続は他のご兄弟にも権利がありますし、そもそも、生前贈与は財産の所有者の親が決める事ですから・・・と伝えても、納得してもらえない(もちろん、親、兄弟は関係ないから伝えていないとの事)。
言い方を変え、何度も説明するのですが、「理不尽」と一喝。
説明が悪かったか・・と、もっと丁寧に説明するのですが、やっぱりダメ。
よく聞くと、他の有料、無料相談をハシゴして、どこへ行っても同じ事をしか言わない!言い出す始末。(私の相談の後、また他の方に相談して、理不尽と叫ぶのかな・・)
相続が本当に始まったら、完全にもめそうだな・・・と思いつつ、その時はまた、ご相談くださいとお伝えしました。ここから相続人同士の調整など必要となります。